逆立ちしてみたら?

いろんなひとが、それぞれのバランスで立っている

両足で立っているひともいれば、

片足で立っているひともいる

そこに、善い悪いはないよね

片足で立っていて、倒れそうなら両足で立ってみたらいいし

両足で立っていて、どうもピンとこないなら片足で立ってみたらいい

片足立ちで、もっと刺激が欲しいっていうんだったら

いっそのこと逆立ちでもしてみたら? 

そんなふうに思ったりして

人生、自分が思っているほど

できないことはないようだ

人生なんて、なるようになるのである

人生なんて、なるようにしかならないのである

自分の思ったように生きていいことが心底わかると

人生はきっと豊かになると思う

自分と同じ人なんて、この世界にひとりもいない

それぞれがそれぞれの体験をしにきている

それが、僕たちがいまこうやって地球に存在するひとつの理由だから

他との比較をしたところでなにも解決はしない

自分は自分

目の前のひとを、自分と同じだと思うから

自分のなにかとちょっとずれるだけで怒りもわいてくる

想いが強ければ強いほど、腹が立つ

愛する我が子なのに

あのひとのこと、これだけ好きなのに

私がこんなに期待している部下なのに…

想いっていうのは本来、ありがたいはずなんだけど

それも強すぎると、ちょっと鬱陶しい

ありがたいなぁ

でもなんでかなぁ…

ちょっとつらいなぁっていう

なにごとも程度・加減が大事なのです!

ためしに、

目の前のひとを宇宙人だとおもって眺めてみると

どんなに要領が悪くたって、ナマケモノだって、

強がっていたって、涙もろくたって

あぁ、そういう星の人なのね

っていう結論にたどり着けたりする

例えがいいか悪いかは横に置いておいて

空を翔るイーグルに海を泳げとか

海を泳ぐイルカに空を翔けろとか

そんなこと、だれも言わないでしょ

だって、どう考えたってムリだもん

ひと、一人

そのひとのパーツを生きられれば、もうそれで充分なんじゃない?

別のパーツになろうとするからつらい思いをするんだよ

そんなわけで

人生に迷った時には逆立ちを!

目の前の人は宇宙人!

こんな感じでどうでしょう?

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