映画MATRIXのワンシーン
Morpheus:
モーフィアス
This is your last chance.
これは最後のチャンスだ。
After this, there is no turning back.
先に進めば、もう元へは戻れない。
You take the blue pill – the story ends,
青い薬を飲めば、話は終わる。
you wake up in your bed
そして君はベッドで目を覚ます。
and believe whatever you want to believe.
あとは好きなようにすればいい。
You take the red pill
もしきみが赤い薬を飲めば、
you stay in Wonderland and
不思議の国にとどまり、
I show you how deep the rabbit-hole goes.
私はウサギの穴の奥底を見せてあげよう
ここで主人公ネオは、モーフィアスに
赤いタブレットと青いタブレットを目の前に出される
いままでの、二極化された世界に留まりたければ青いタブレットを
真実の世界を見たいなら赤いタブレットを飲むようにいわれる
ネオはしばらく考えた後、思慮深く赤いタブレットに手を伸ばすことになる
このプロセスはとても大切です
このプロセスがないと、
私のお伝えすることは、
あなたにとってのただのお節介か、
大きなお世話ということになります
真実はとても強い光です
ひとたび真実に触れれば
マインドにこびりついている古い概念がガラガラと音を立てて崩れ落ちていく
このときは強烈な混乱も痛みも伴う
それでも先を、真実を知りたいのかを
決めなければならない
なにを見ても、なにを聞いても
前を向いて歩き続ける覚悟を決めなければならない
いちどでも光の領域にあしを踏み込めば
もう後戻りすることはできない
少なくとも私はそう感じています
選択はあくまでもそれぞれの自由
どちらのタブレットを選ぶのが正解って言うことは無い
これは本当にない
もしここで赤いタブレットを選べば
いずれあなたは
あなたの世界の救世主になります
けれどもひとつ、勘違いして欲しくないことは
私があなたを救うわけではないのです
私はあなたの救世主などではありません
私はあなたを変えようともしませんし
私はあなたを変えたいとも思いません
だってあなたはそのままで十分に美しいから
あなたを救うのは、
あなたがあなたの世界の主人公になるために必要なことは、
まぎれもなく
あなた自身の揺るぎない強い意思ひとつです
あなたの内なるダイヤモンドこそ、あなたを人生の救世主にします。