握って開いて

「あっ」という間のこの瞬間

その連続が、新たな何かを創造し続ける

だから

心から憧れたものを

どうしても手に入れたいものを

形のあるものや、ないものを

求めて

求めて

また、求めて…

それなのに

求めることをふと止めたとき

求めていた時には全く見えなかったその欠片が垣間見えてきたりして

「求めよ!さらば、いざ開かれん」

の、そのあとに

「受け入れよ!さらば、また、開かれん」

の一言が続くような気がするのです

いろんな見方がありますね

いろんな生き方がありますね

いろんな輝き方がありますね

みんなそれぞれに

握ったり

開いたり…

日々刻々、忙しい

遠くから眺めている分には

当たり前だとと思っている間は

「手」の高性能には気付かないので

「手」ってなんだろう?

という疑問が続く限り

握って、開いて…

そうやっていくうちに

手の全体像がつかめてきます

シンプルなものはわかりにくい

シンプルなくせにわかりにくい

シンプルなものほど奥が深い

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