星降る浜辺で

浜辺に板をならべたら

タップシューズを履いて

深く息を吸って

静かにはいた


大地の声が聞こえるように

あたまのスイッチをオフにする

ハートの中心を意識して

まっすぐにシャッフルを鳴らす

ヒールディグを落とす

風のシンフォニーが聞こえる

波のリズムが胸に刺さる


だから、

波の音をこわさないように優しく

風の音に負けないように大胆に

あしおとを刻む


轟かせる

轟かせてみせる

この胸の高鳴りが

赤い脈動が

内なる本能を呼び覚ます


雷炎の中で灰になるほどに

僕をhighにさせる星の降る夜だった

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